ECショップを作ろうとしたら
ベイス(BASE)
しかし、両方とも同じぐらい手軽で使い易いので、違いが判らずどちらを選ぶべきか迷う方も多いと思います。
今回はベイスとストアーズの「決定的な違い」を3点ご紹介します。
この3点の違いはどちらのサービスにするか選択する上でかなり大きな要素になります。
手数料はストアーズの方が安い
ベイスとストアーズとの最も大きな違いは販売手数料と言えるでしょう。それぞれの仕様を見ていきましょう。
■ベイスの手数料
ベイスでは決済手数料(売上の3.6%+40円)とサービス利用料(売上の3%)、合計6.6%がかかります。
■ストアーズの手数料
ストアーズでは、無料プランなら5%、有料プランなら3.6%の決済手数料がかかります。
有料プランは月額2,178円になります。
つまり、ベイスの方が手数料が高いです。
■ストアーズの有料プラン(決済手数料3.6%)が無料プランよりお得になる基準
ストアーズは月額2,178円で有料プランにすると決済手数料が3.6%になります。
無料プランの5%よりも1.4%安くなった手数料分で月額分を相殺し得になるボーダーラインは月々の売り上げが約20万円を超えるかどうかです。
つまり売上が月に20万を超えるなら有料プラン、超えないなら無料プランが得ということです。
そのうえ、ストアーズの有料・無料プランの切り替えはいつでもできるので、最初は無料で始めて売り上げが増えてきたら有料にして手数料を下げる、という選択が可能になります。
もし決済手数料が低いことが絶対的な条件ならストアーズを選択するのが良さそうですね。
ベイスには着日時指定の機能がある
機能面での最も大きな違いが「着日時指定」だと思います。
これがベイスにはあってストアーズには無いのです。
着日時指定の機能は、購入者がいつ商品を届けてほしいかを指定するものです。
この機能が必須の場合、ベイスを選択することになります。
実際にベイスでは「配送日設定」という機能になります。
ショップ側で”最短お届け日”と”最長お届け日”を設定することで、その範囲内で購入者が到着日時を指定できます。
購入者側のことを考えると着日時指定はとてもありがたいです。タイムリーに届けたい商品の場合には必須の機能となります。
着日時指定が絶対に必要な場合、ベイスを選択するのが良さそうです。
ベイスの方がより細かく商品設定ができる
より細かく商品設定をするにはベイスの「商品オプション機能」が非常に便利です。
ストアーズにも「バリエーション機能」がありますが、ベイスの方がより幅広い設定が可能です。
この2つがどう違うか、Tシャツを例にご説明します。
■例えば、Tシャツを販売する場合、「サイズ選択」と「色選択」があるとします。
・ベイスの商品オプション機能ならサイズ選択と色選択を別々に付けることができます。
・ストアーズのバリエーション機能の場合、1つの商品に対して1つのオプション欄しか付けられないため、「Sの青」「Sの赤」「Mの青」「Mの赤」というオプション欄を作ることになります。
以下のようなイメージになります。
これだけであれば、ストアーズでも色ごとに別の商品として登録し、その中でサイズバリエーションだけ付ければ良いのですが、多くの商品数やオプション選択がある商品の場合、ベイスの方が柔軟な対応ができるでしょう。
これだけでなく、Tシャツに名前を入れるというオプションがある場合、ベイスであれば入力欄を設置できますが、ストアーズではできません。
シンプルな商品であれば良いのですが、購入者がオプション選択をしたり、カスタマイズして購入するという場合にはベイスの方が柔軟な対応ができるでしょう。
ベイスとストアーズの違いまとめ
ベイス(BASE)
「手数料」「着日時指定」「商品オプション」の3点が決定的な違いです。
シンプルな商品の場合にはストアーズが良さそうですが、より細かな設定をしたい場合にはベイスじゃないとできないことがあります。
ただ、どちらも無料で使えますので、両方使っておいていつでも乗り換えができる状態にするのも得策だと思います。
それぞれ今後のアップデートもあると思いますので良くなった方に切り替えるものありですね。
■BASE(ベイス)の利用開始はこちら
BASE 公式サイト■STORES(ストアーズ)の利用開始はこちら
STORES 公式サイト