芸能界交遊録、プライベートな話、オリジナルの昔話突っ込み等、スピード感あるエピソードに、もう笑いが止まらない…究極の突っ込みエッセイです!
いつもテレビ番組の名司会で私達を笑わせてくれる、くりーむしちゅーの上田晋也さん。なんと17年~18年ぶりに文章を書き、それを『初エッセイ』として世に出す運びとなりました。
本書の内容は上田さんの10年間を振り返るというものです。
ご出演のテレビ番組『世界一受けたい授業』『おしゃれイズム』『Going! Sports&News』(すべて日本テレビ系)の裏話や、次長課長の河本さん、チュートリアルの徳井さん、浜ロンさん、森泉さん、関根勤さん、ビートたけしさん、有働由美子さん、堺正章さん、えなりかずきん、いとうせいこうさん、アンジャッシュ児嶋さん、渡部さん等、一流芸能人との交遊録は、面白すぎて笑いが止まりません。また、お父さんとしてのプライベートの顔、お笑いの遺伝子を受け継ぐお子さんたちとのやりとりは、見逃せないエピソードばかりです。
そして、上田さん一押しの企画、昔話『桃太郎』『浦島太郎』『鶴の恩返し』に突っ込みを入れた「昔話突っ込み」は、よく知っている昔話の新しい魅力を、存分に引き出してくれています!
読み終わった後は、上田さん流突っ込みが自然と身に付いてしまうかもしれません。
2021年初大笑いにおススメしたい究極の突っ込みエッセイ『経験 この10年くらいのこと』は2月9日発売決定です。
【前書】より
17年か18年ぶりに文章を書いた。というのも、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言中に50歳になり、ふと40代の10年間を振り返ってみると、この10年間一度も文章を書いていなかったことに気付いた。文字を覚えて文章を書かなかった10年間などなかった。
コレは由々しき事態だ、と思い、どうせなら文章を書かなかった40代に経験したことに絞って綴ってみた。
私は、人間の成長において、経験というものをかなり重視する人間で、そういう意味では、いろんなことを経験した10年間だったが、残念ながら30代の頃と比べ、何も成長していないようだ。
本書は、私の10年間の非成長の記録である。
上田晋也
目次
前書
写真 〜週刊誌に物申す〜
混乱 〜初めての育児〜
序列 〜父と息子のディスタンス〜
事件 〜娘のお小遣い〜
記憶 〜大先輩方の奇妙な物語〜
葛藤 〜しがみつく娘〜
不調 〜希望の出会い〜
教育 ~娘の選択~
予習 〜本番前のルーティン〜
感謝 〜心乱されて〜
旅行 〜えなり君との二人旅〜
昔話突っ込み
序文
戦力 桃太郎
経年 浦島太郎
返礼 鶴の恩返し
跋文
不安 〜息子が抱えていたギモン〜
苗字 〜キャディーさんの言い間違い〜
熊本 〜上田アニの実力〜
英雄 〜モハメド・アリの鮮烈なる記憶〜
認知 〜忘れがたき声かけ〜
練習 〜息子がお箸で食べられるように〜
恩人 〜いとうせいこうさんの実像〜
車掌 〜眠れぬ新幹線〜
星空 〜腰の痛みに耐えながら〜
連絡 〜アンジャッシュ・渡部へのエール〜
刺激 〜世界のアスリート見聞録〜
拳闘 〜アジアの英雄 マニー・パッキャオ
視力 〜私の人生に立ちはだかる視力検査〜
宿題 〜息子のセンス〜
天敵 〜笑いに怒りは禁物〜
本名 〜息子の成長〜
後書
著者プロフィール
著者:上田晋也(うえだ・しんや)
1970年5月7日熊本県生まれ。
血液型はO型。ナチュラルエイト所属。お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの突っ込みを担当。バラエティ番組にとどまらず、クイズ番組やスポーツ番組など、数多くの番組で切れ味鋭い突っ込みを入れながら活躍中。趣味は、読書、美術鑑賞、映画鑑賞、スポーツ観戦など。
書籍詳細情報
『経験 この10年くらいのこと』
著:上田晋也
定価:1,400円+税
ページ数:272ページ
発売元:ポプラ社