メディアプラットフォームnoteで、UXデザイナーのジマタロ(中島亮太郎)さんが連載した行動経済学とデザインについての記事が、『ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする』として翔泳社から9月13日(月)に発売されます。
ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする
著者:中島亮太郎
発行:翔泳社
定価:2,200円
版型:A5判
頁数:232頁
本書は、noteで投稿した内容に書き下ろしを加え、わかりやすく再構成したもの。
noteが73のメディアパートナーと連携して新しい才能を世に送り出す「noteクリエイター支援プログラム」を通じて、出版が実現しました。
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。
『ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする』
サービスやプロダクトの開発に、行動経済学の理論を活かすヒント
本書は行動経済学の本ですが、むずかしい専門書ではありません。本書のテーマは「行動経済学をビジネスデザインに活用すること」です。
行動経済学の理論を知るだけでなく、新しいサービスやプロダクト開発に活用することが目的です。商品サービスとユーザーとの関係に行動経済学の理論を活用するためのアイデアを、デザイナー視点でわかりやすく図解していきます。
本書の特徴
- 個別の理論ではなく、全体構成で仕組みを理解できる
- 図で多く用いることで、理論がパッと見てわかる
- 社会心理学やデザインなどの観点も織り交ぜている
- 商品やサービスなどへの活用方法に言及している
- 実際のビジネスを想像しながら読むことで、楽しく学べる
著者・ジマタロさん
中島亮太郎 Tigerspike Tokyo office / Lead UX Designer
デザインとビジネスの間をつなぐことに関心を持ち、デジタルプロダクトを開発するグローバル企業のTigerspikeでデザイン戦略やビジネスデザインを実践している。これまで、医療・金融・保険・流通・製造・モビリティ・通信・旅行・スポーツなどの分野で、デザインを起点にビジネスの企画や具現化に携わっている他、スタートアップの支援や大学の非常勤講師も務める。難しいビジネスの課題を図や絵で整理することが得意。北海道生まれ。
note:https://note.com/designstrategy
Twitter:@jimataro
著者・ジマタロさんのコメント
論理性が求められるビジネスと、創造性が重視されるデザインの間には、大きな溝があると感じている人は少なくないはずです。私にとってはじめての書籍となる『ビジネスデザインのための行動経済学ノート』は、行動経済学とデザインを結びつけて、商品やサービスで実践することを狙いとしています。行動経済学の本はすでにたくさんありますが、デザイナーの視点で実務に役立てることに焦点を当てて、イラストと具体例で感覚的に理解できることが本書の特徴です。
noteではこれまで自身の勉強からはじめて、毎週1つずつ行動経済学の理論を紹介して多く方から反響をいただきましたが、今回書籍化をするにあたって、これまでの記事を俯瞰して見直しを行いました。その結果、本書では新たに全体像から構造的に行動経済学を理解できる内容にアップデートしています。
これまでnoteで見ていただいた方にも、新しい発見が多くありますのでご期待ください。ビジネスへの関わりに苦手意識のあるデザイナー、デザインに興味はあるけどビジネスでの活かし方が分からないマーケティングや企画の担当者など、2つの間をつなぐ手がかりとして、ぜひ本書を読んでみてください。
ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする
著者:中島亮太郎
発行:翔泳社
定価:2,200円
版型:A5判
頁数:232頁