美術出版社は、数々の美術系大学で教科書にも採用されている「ライブラリー 歴史編」のシリーズ第二弾、『美術出版ライブラリー 西洋美術史』を12月21日(火)に発売!
第一線の研究者たちにより、時代別にわかりやすく、豊富なビジュアルとともに西洋美術史を紐解きます。「西洋美術を学びたいけれど、何から読めば良いか分からない」「情報を整理しながら、体系的に学びたい」という方におすすめの一冊です。
西洋美術史(美術出版ライブラリー 歴史編)
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売:美術出版社
価格:3,800円+税
発売日:2021年12月21日(火)
仕様:432ページ、B5判
膨大な歴史が、驚くほどクリアに。西洋美術をこれから学ぶ人にも、もっと知識を深めたい人にも、いま読んでもらいたい一冊です。
本書概要
本書は、「美術」の起源から現代まで、全11章構成、700点以上におよぶ豊富な図版とともに通史を学ぶ、「西洋美術史」の決定版です。執筆者には、第一線で活躍する研究者15名を迎え、最新の視点から、いま私たちが学ぶべきポイントを丁寧に解説します。
1〜11章の時代別に「概説」「各論」「コラム」の三部構成。「概説」で大きな時代の流れをつかみ、「各論」では重要項目を解説。見開き完結で、ポイントがひと目でわかるようになっているので、どのページからも読み始められます。執筆者の独自の視点を組み込んだ「コラム」では、さらに美術への興味を掘り下げます。
全体を通して作品図版を大きく掲載することで、画集さながらの迫力で作品の魅力、美術の力を伝えます。ビジュアルだけでも楽しめる一冊です。
美術史家・高階秀爾氏 推薦コメント
美術とは一面、美の技術である。そのことは建築を見ればよくわかる。神に献げられたゴシック聖堂は、同時に土木工事や石組の技術の成果である。そのことは彫刻や絵画においても変わらない。端整な聖母像も、風景画や静物画も、画家の技術に支えられていなければ生まれない。西洋美術史の豊かな案内書である本書も、執筆者の徹底した知的探求の成果に裏付けられているからこそ、充分に信頼のおけるものとなっている。ぜひ机上に備えておきたい。
高階秀爾(大原美術館館長、東京大学名誉教授)
目次・執筆者
1章…古代I 「美術」の原点
芳賀 満(東北大学教授)
2章…古代II ギリシア・ローマ
芳賀京子(東京大学教授)、奈良澤由美(城西大学教授)
3章…中世I ビザンティン、西欧初期中世
加藤磨珠枝(立教大学教授)、奈良澤由美、武田一文(筑波大学助教)、高 晟埈
4章…中世II ロマネスク、ゴシック
木俣元一(名古屋大学教授)
5章…15-16世紀I イタリア・ルネサンス
京谷啓徳(学習院大学教授)
6章…15-16世紀II アルプス以北のルネサンス
秋山 聰(東京大学教授)
7章…17-18世紀 バロック、ロココ
宮下規久朗(神戸大学教授)
8章…19世紀前半 新古典主義、ロマン主義、レアリスム
尾関 幸(東京学芸大学教授)
9章…19世紀後半 印象主義、象徴主義、ポスト印象主義
喜多崎 親(成城大学教授)
10章…20世紀前半 モダニズムをめぐる葛藤
天野知香(お茶の水女子大学教授)
11章…20世紀後半以降 多様性と越境性
田中正之(国立西洋美術館館長)、井口壽乃(埼玉大学教授)
西洋美術史(美術出版ライブラリー 歴史編)
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売:美術出版社
価格:3,800円+税
発売日:2021年12月21日(火)
仕様:432ページ、B5判