『デザインの守破離 自分だけのデザインでひとつ上へ行く』発売

『デザインの守破離 自分だけのデザインでひとつ上へ行く』がインプレスグループでデザイン分野のメディア事業を手がける株式会社エムディエヌコーポレーションから発売しました。

デザインの守破離 自分だけのデザインでひとつ上へ行く
出版社:エムディエヌコーポレーション (2024/9/13)
発売日:2024/9/13
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):192ページ
ISBN-13:978-4295205562
寸法:25.7 x 18.2 x 1.35 cm

Amazon

デザイナーの個性、独自のスタイルはどのように生まれるのか。

ルールやセオリーを超えて、自分だけのデザインに進化させるプロセスを学ぶ。

本書は「文字」「レイアウト」「色」という3つのテーマについて、ルール・セオリーを活かしたデザインから、ロジックでは説明が難しいデザインまで、“守破離”という3つのフェーズで解説、分析した解説書です。佐藤亜沙美さん、ナルティスさん、松田行正さん、soda designさん、中野豪雄さん、カイシトモヤさんという第一線で活躍するデザイナーの仕事を通して、ルール・セオリーの実践法、応用法を解き明かします。

一般的なルールやセオリーに則ったもの、またはデザイナーにとってのスタンダードなアプローチを“守”とし、グラデーション的に“破”から“離”とシフトするように見せることで、一人、一組のデザイナーのなかでも多様なアプローチがあることが見えてきます。

ルールやセオリーを解説する本を総論とするならば、本書は個々人、各社の考え、思考、理論に基づいた各論をまとめた本です。そのため、ご自身の仕事に活かせる部分もあれば、そうでない部分もあるでしょう。しかし、与えられた条件のなかで、どのように考え、どのようなアプローチでデザインに挑み、どこまでの精度、深度をもってかたちをなしているのか。それを知ることは、デザインに対する考えかた、向き合いかたを深める、ひとつのきっかけになることでしょう。

本書の主な内容

■Chapter 1:デザインの“守破離”

ルールとセオリー、その先にあるデザイン

■Chapter 2:文字の“守破離”

○佐藤亜沙美
言葉と想いを伝える文字、イメージを後押しする文字

○新上ヒロシ+ナルティス
ことばの“声”を文字のかたちで表現する

■Chapter 3:レイアウトの“守破離”

○松田行正
文字サイズ×文字数を基準に考える揺るぎないレイアウトのルール

○soda design
巧みな情報整理と演出でストーリーをつくるレイアウト

■Chapter 4:色の“守破離”

○中野豪雄
“計算通りにならないからおもしろい”。気づきを重ねて実践に活かす色彩術

○カイシトモヤ
色相+トーンで考える配色、印刷と紙でつくる色の質感

著者プロフィール

小林功二(こばやし・こうじ)

編集者/合同会社ランプライターズレーベル共同代表。2000年からワークスコーポレーション発行のDTP専門誌『DTPWORLD』編集に関わり、同誌編集長を務めたほか、工藤強勝『デザイン解体新書』の編集・聞き書きを担当。2006年、毎日コミュニケーションズ(マイナビ出版)発行のデザイン・DTP専門誌『+DESIGNING』に創刊より参加し、現在も企画、編集、執筆を担当する。共著本にグラフィック社発行『書体のよこがお』がある。2014年、合同会社ランプライターズレーベルを設立。雑誌、書籍、写真集、カタログ、パンフレット等エディトリアル全般の企画・編集・制作および企業のプロモーションツールの企画・制作、プランニングを行う。

本書のページサンプル

デザインの守破離 自分だけのデザインでひとつ上へ行く
出版社:エムディエヌコーポレーション (2024/9/13)
発売日:2024/9/13
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):192ページ
ISBN-13:978-4295205562
寸法:25.7 x 18.2 x 1.35 cm

Amazon

この記事をシェアする

  • Twitterにシェア
  • facebookにシェア
  • LINEにシェア
  • POCKETにシェア