UIデザイナーが読んでおきたいおすすめ本7選【2025年版】

UIデザインを学びたいと思っても、ネット上には情報が溢れており「何から読めばいいのか分からない」という声をよく聞きます。
そこで今回は、現役デザイナーが「UIデザイナーならぜひ読んでおきたい本」を厳選して7冊ご紹介します。
基礎から実務で役立つものまで幅広く網羅しているので、これからUIを学ぶ初心者の方にも、スキルアップを目指す経験者の方にもおすすめです。

1. ノンデザイナーズ・デザインブック

デザイン初心者がまず読むべき定番本。レイアウト、タイポグラフィ、色使いなど、UIの基礎に直結する「見やすく伝わりやすいデザインの原則」が学べます。
シンプルな解説と事例が豊富で、UIに限らず幅広い場面で役立ちます。

2. 誰のためのデザイン？

ドナルド・ノーマンの名著。UXの文脈でよく引用されますが、「なぜ人はあるUIを使いやすいと感じるのか」を理解するために必読です。
ボタンの形や配置が人の行動にどう影響するか、心理学的な視点から学べます。

3. UIデザインの教科書

UIの基礎から最新トレンドまで体系的に学べる1冊。ワイヤーフレームの作り方、情報設計、パターンライブラリの使い方など実務に直結する知識が整理されています。
UIを専門的に学びたい人の最初のステップにぴったりです。

4. インターフェースデザインの心理学

人の認知や行動原理を踏まえたデザイン手法をまとめた本。
「ユーザーは情報をどう認識し、どう行動するか？」を理解することで、直感的で使いやすいUI設計につながります。

5. Webデザイン良質見本帳

UIデザインは「パターンを知っているかどうか」で大きく変わります。
この本は実際のWebデザイン事例を整理し、色・レイアウト・構成ごとに紹介しているので、デザインの引き出しを増やしたい人に最適です。

6. なるほどデザイン

視覚的にわかりやすいデザインの入門書。説明文が少なく、イラストや図解で理解できるのが特徴です。
初心者の方が「デザインの感覚」を掴むのに役立ち、UIデザインに取り入れやすい基本原則が身につきます。

7. Emotional Design（人を惹きつけるデザインの心理）

「楽しさ」「心地よさ」など、感情を喚起するデザインについて解説した本。
UIは単に使いやすいだけではなく、「気持ちいい体験」を提供することが重要。UXデザインの理解を深めたい人におすすめです。

まとめ

今回は「UIデザイナーが読んでおきたいおすすめ本7選」をご紹介しました。

• 基礎を学ぶなら → 『ノンデザイナーズ・デザインブック』『なるほどデザイン』
• 心理学的な視点を取り入れるなら → 『デザインの心理学』『インターフェースデザインの心理学』
• 実務に直結させるなら → 『UIデザインの教科書』『デザインシステム 実践ガイド』
• 時代に対応するなら → 『モバイルファースト』『アクセシビリティ・デザインの教科書』

本を通じてUIの基礎を固めつつ、ユーザーにとって心地よい体験を提供できるデザイナーを目指しましょう。