今回は、私が応用情報技術者試験(2024年秋期)に合格するまでの道のりや、試験対策で実際に行った勉強方法についてシェアしたいと思います。この試験をこれから受験しようと考えている方の参考になれば幸いです。
応用情報技術者試験を受験した理由
私がこの試験を受験した理由は会社からの要求であり、デジタルリスキリングのレベル水準として応用情報技術者が提示されていたためです。
しかし、元々情報技術に関しては一定の知識や興味があったため、資格取得により確かなものにしたかったことが2つ目の理由です。
受験者(私)の背景
資格受験に際しては、受験者の背景によってその難易度等が変わってくるため、勉強方法や勉強時間の参考にして頂くためには、私の背景をお伝えする必要があります。
年齢は30代後半であり、職種はデザイナーです。WEBデザインやアプリUIデザイン等を多く手掛けてきており、WEBサイトをゼロから構築する程度のサーバや通信関係の基本的な知識は持ち合わせており、この状況から試験に向けた準備を始めたものです。
トータルの勉強時間
試験勉強の期間は約2か月で、所要時間としては70時間程度でした。
動画の視聴に50時間程度を使い、それ以外20時間程で過去問を解いたりテキストを読んでいました。
勉強方法の概要
試験勉強を進める中で、私は以下のような方法を実践しました。約2か月の間に行った順番で記載していきます。
1.合格教本を読む
- 受験を決めてすぐに本屋で合格教法を購入
- 序盤の試験概要説明と基礎理論のあたりまで読んで一旦読むのを止める
いきなり挫折したわけじゃないんですがテキストを1ページずつ読んでクリアできる内容じゃないと考え、やり方を再考し次の動画に行きつきました。
2.Udemyの動画講座を視聴
- Udemyにある「短期集中講座」を視聴(午前試験編→午後試験編の順)
- 講座動画の途中にある過去問ミニテストを随時解く
- 講座動画の内容に合わせたまに合格教本を読む
これを一ヶ月ぐらい毎日1時間~2時間ぐらいやった感じでした。講座動画をだいたい7割ぐらい見終えたら次の過去問に移りました。
3.過去問を解く→解説を見る
- 過去問は全部で約3年分(6回分)解きました。Udemyに過去問に対する解説動画もあるため、解らなかった問題は解説を見て理解をしました。
試験日直前の三日間は休みを取って過去問に集中していました。
当初は10年分ぐらいやる意気込みだったんですが意外と時間がかかるため3年分に留まりました。
この3ステップが今回行った学習の大枠となります。
これ以外に過去問道場もやってみましたが、通勤時間に少し見る程度でした。
試験当日のポイント
試験当日の心構えや注意点についても触れておきます。
- 時間に余裕は無い
午前・午後どちらも私はあまり時間に余裕は無く、試験時間めいっぱい使って問題を解きました。
トイレにも言っておいた方が良いです、2時間半集中を切らさないための対策をすることをお勧めします。
- 机が狭い
これは試験会場によると思いますが、自分が受けた会場は机の奥行きが短く、また後ろの机との距離も短いため非常に座り心地が悪く、試験が終わったころには首が痛くなっていました。
また、沢山の人がいる環境での試験は久しぶりであったため、いかに普段と違う環境であるか再認識することになりました。
思いのほか集中できず、また時間の経過が早いため、問題の1つ1つを深く考える余裕がありませんでした。
これから受験する方へのアドバイス
最後に、これから応用情報技術者試験を受験する方に向けて、私からのアドバイスです。
- 社会人で毎日仕事をしている人の場合、準備期間は2か月だと少し短いかと思います。私は試験日前に休みを取ったり、休日目いっぱい勉強に使ったりできたので何とかなりましたが、そのような短期集中が難しい場合には3か月ぐらい見た方が良いかと思います。
- 早い段階で過去問に手を付けるのが良いと思いました。Udemyの講座動画には途中途中で過去問が付いていたので自然と早くに問題に着手でき、これが結果に繋がったと思います。