YouTubeには様々なテーマのチャンネルがありますが、
その中に「本の要約・解説」をテーマとしたチャンネルがいくつかあります。
正直なところ、他人が書いた本の内容を要約したり解説することでコンテンツを作るのは著作権的にありなのか疑問なのですが、実際に存在します。
どのチャンネルについても、自己啓発系・ビジネス系の書籍を採り上げている動画が多くあります。
実際に見てみるとけっこう解りやすくまとまっていて、読んだ気になってしまうのもあります。
そんな「本の要約・解説」系のチャンネルを8つリストアップしました。
本要約チャンネル
チャンネル概要欄に書いてある主旨は、以下の2つです。
1.オススメの本の要約
2.役に立つ知識のシェア
1本の動画が大体5分前後でまとまっていて少ない時間でも見やすい構成になっています。
動画的には文字アニメーションという感じで、観ながらだと理解が早いですが、音声を聞いているだけでも解るように作っているようです。
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
チャンネル概要には以下のように書いてあります。
オススメ書籍やニュースの解説など、ビジネスマンの方に役立つ知識を、聞くだけで理解できる音声コンテンツにして投稿しています。
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】 概要欄
どの動画の冒頭でも語られていますが、サラタメさんはホワイト企業に勤めながらチャンネルを運営するサラリーマンYouTuberとのことです。
映像的には文字だけでなくイラストやアニメーションが多く、イメージしやすい構成になっています。
最も特徴的なのは、最後に「サラタメさん」的な解説や感想が入っているところです。
庶民的な目線でのまとめなので、偉大な人の書籍で付いていけない内容でも、普通の人はこう理解すればいいという話をしてくれます。
モチベーション紳士
本の要約にだけに特化しているチャンネルではありませんが、読書をベースにチャンネル全体が構成されているのでピックアップしました。
チャンネル概要には、以下のような人が一歩前進できるような内容を発信するとのことです。
・目標に向かって頑張ってる人
・真面目に頑張ってるけど、なかなかうまくいかない人
・悩んでる人
・自分をもっと成長させたい人
動画は1本につき大体10分前後で作られています。
映像的には文字とイラストで、声とのシンクロ率が高いのでとても見やすいと思います。
本解説要約 オーディオブック ビジネス書 引き寄せ スピリチュアル 哲学 心理学 自己啓発チャンネル
本解説要約 オーディオブック ビジネス書 引き寄せ スピリチュアル 哲学 心理学 自己啓発チャンネル
チャンネル概要には、
「 本を読む前の予習や、読んだ後の復習に向いています 」とのことです。
また、他のチャンネルと違いBGMとして“聴く”チャンネルになっています。
一本の動画は10分~20分ぐらいでになっていて少々長めです。
映像的には、ほとんと文字です。プレゼン資料よりももっと細かな文字になっているので、映像を見てもそんなに理解度は変わらないかと思います。
チャンネルの主旨の通り、確かに聴くチャンネルとして出来上がっています。
ナカセ / Nakase
他のチャンネルよりも“個人としての発信”という性格が強いチャンネルです。
概要欄には以下のように説明されています。
▼主な内容
・私が購入した商品の紹介
・ただ私が興味を持ったこと
・愛車での旅動画など
初期の動画は色々あるようですが、最近では本の解説に特化しているようです。
映像的にも他の本要約チャンネルのように、文字とイラストのアニメーションで構成されていて、理解しやすくなっています。
ちょっと声の音質が響き気味かなと思いますが、聞き取りやすいです。
学識サロン
アニメーション付きで判りやすい動画構成ですが、映像を見なくても聞くだけでも理解できるように作られています。
一本の動画が約10分前後でまとめられています。
割と途中途中に配信者の経験談や考えも交えながら解説するタイプです。 一冊の本を3行でまとめるぐらい、かなり要点を絞っている印象でした。
クロマッキー大学 本の要約チャンネル
動画の構成や映像内容は他の本要約系チャンネルと近いですが、扱う書籍に「ダイエット系」が多いのが特徴です。
どの動画も10分~20分で纏まっていて、音声だけでも十分理解できる内容になっています。
アバタロー
アバタローは渋めな声でペースも程よく、まるで声優やナレーターのように聞きやすいボイスです。
動画の構成は、他の本要約系チャンネルに多くあるイラストのプレゼンスライド形式ではなく、映像と参考画像がメインで文字は少ない構成です。
時間は一本20分程度でまとまっています。
本の種類は自己啓発系や哲学系・ビジネス書など様々です。
まとめ
気になっていた著作権的なことですが、どのチャンネルも概要欄にきちんと説明があります。大体以下のようなことが書いてあります。
・本の内容をそのまま発信するものではない
・独自の、自分の言葉による解説をしている
・もしも著作元から要望があれば削除や変更をする
この手法がありなのであれば、今後増えてくるチャンネル形態だと思います。
現在は自己啓発本やビジネス本が多いですが、どのジャンルにも適応できそうですね。
このような本の要約チャンネルの見かたは、「本を買う前」に見て、良かったら実際に買って読み、時間が経って「思い出したい時に」見るのが良いと思います。
実際に読む前後ですね。
とはいえ、きちんと理解して解説してるようなので、とても勉強になります。
また別の本要約系チャンネルを発見したらここに追加していきます。