タニタのグラフ付き温湿度計 TT-580のレビュー

今回は生活系ガジェットの紹介です。

TANITA(タニタ)のグラフ付き温湿度系、TT-580です。

型番はTT-580の他にTT-581もあるのですが、記録できる日数が違うだけで、他は同じ商品のようです。

生活系ガジェットと言いましたが、気温や湿度の管理は、仕事にもカメラ機材などの管理にも影響します。

この商品の、 購入した経緯 ・概要・使用した結果をお伝えします。

グラフ付き温湿度計 TT-580の機能

はじめに、TT-580(TT-581)の主な機能を簡単に説明します。

  • 温度と湿度を計測できる。
  • 一時間ごとの平均値がグラフになって表示される
  • 当日を含む7日間(TT-581は14日間)が記録される

日時の表示や快適範囲の設定などもありますが、主要な機能はこの通りです。

グラフになることと、過去分が記録される、この2点が今までの温湿度計と非常に違うポイントになっています。

安価な湿度計の問題点

左:タニタのTT-580 右:これまでのデジタル湿度計

私がこれまで、アナログとデジタルの両方の安価な湿度計を使ってきました。

■アナログ湿度計

アナログの湿度計は湿度の変化があってから実際に針が動くまでに時間がかかるような気がして使いづらかったことと、少しの湿度の変化が読み取れないのが問題でした。

1000円程度のアナログ湿度計だと、ドライボックスや防湿庫など長期の計測には使えそうですが、敏感な変化には向いていないと思います。

■デジタル湿度計

デジタルのを使ってみると、明確に数値で示されるので少しの変化も判るのが良いです。また、私の使っていたものは顔(のイラスト)の表示があり、快適かどうかを表情で伝えてくれる機能が一目瞭然でした。

しかし、安い湿度計全般に言えるのですが、精度がいまいちで本当に正しいのかどうか判らないのです。

タニタのグラフ付き温湿度計を購入した経緯

TT-580のパッケージ

加湿器を買うので、温湿度計も購入しました。

というのも、カメラ機材などが置いてある部屋で仕事もしていますから、自分の体調の為に加湿器を使おうにも機材に悪影響があるのは困ります。

「体調を崩さないよう加湿したいけど、機材に影響するほど加湿したくない」

このバランスを保つために精度の良い湿度計が欲しかったのです。

機材のためだけでなく、加湿器のレビューを見ていると、加湿しすぎて壁や天井にカビが発生したり、それ自体ふやけてしまったりという話もありました。

神経質かもしれませんが、そういう自体は避けたいものです。

温湿度系 TT-580を使った結果

良かった点は以下の通りです。

  • 制度が良いので1%刻みで変化が判る
  • 過去分が記録されるので変化が判る
  • 自分が居ない時の温度と湿度が記録され、変化が判る

とにかく変化が判るっていうことなんです。

今までの湿度計って「見た瞬間の数値が判るだけ」だったので、大体のことしか判らないんですよね。適切な湿度が40%~60%って言われていますが、その範疇から外れてるかどうかぐらいを見る程度でした。

タニタのグラフ付き温湿度系なら、エアコン付けたから変化したなとか、窓開けたからとか、寝てる間はこのくらいだったのかとか、その様にデータを見ることができます。

精確な計測をするために必要なこと

直射日光と風が当たる場所に置くと精確な計測ができないです。

説明書にも書いてあるので当たり前ですが、エアコンの風(暖房)が直接当たるといっきに湿度が下がりましたが、これは風が当たっている場所だけなので精確な計測にはならないです。

逆に言うと、エアコンの風に直接当たるのは体にも悪いっていうことですね。

TT-580(TT-581)の製品情報

詳しい清貧情報はもちろん公式サイトに載っています。

TT-580(TT-581)特設サイト

丁寧なことにタニタ公式で動画紹介までやっています
とても気合の入った商品ということが判ります。

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