ストレングスファインダーとはなにか、500人超の会社全員でやった効果。

ストレングスファインダーというものをご存知でしょうか?
簡単に言うと、人それぞれが持つ“強み”を見つけてくれるものです。

ストレングスファインダー =『強み探索システム』です。

ここでは“強み”のことを、他にも“資質”や“才能”という言い方をしますが、ほとんど同じ意味となります。

書籍で『さぁ、才能に目覚めよう』というタイトルの本があります。この本を基に、ストレングスファインダーを、私の所属する企業の社員全員で行いました。
500名を超える人数の企業で、互いにそれぞれの強みが判るようなやり方です。
私が実際に日常的にコミュニケーションを取ったり人となりが判る人数は50名程度となります。

このような環境でストレングスファインダーをやった結果、どのようなことが判り、どう役立てることができるのかをレポートしていきます。

ストレングスファインダーとはなにか

まず、ご存じない人の為にストレングスファインダーについて簡単に解説したいと思います。

ストレングスファインダーの歴史と成り立ち

ドン・クリフトンという人物が「人がうまくできないことではなく、うまくできることを研究したら、何が起きるだろうか?」という発想を元に始まった研究で、彼は「強みに基づく心理学の父」と言われています。 以降、実際のテスト自体はGALLUP(ギャラップ)という組織が行っています。その歴史などの詳しくはこちらのサイトに書いてあります。

テスト方法は有料のオンラインテスト

実際に“強み”を見つける方法は、オンライン(ブラウザ)上でテストを行います。制限時間付きで選択式の質問に答えていくことで資質を見つけ出すことができます。このオンラインテストは有料で、GALLUPのサイトから直接支払いをしてテストをする方法と、本を買うと付いてくるコードでテストする方法があります。

本はAmazonでも購入できます。こちらからどうぞ。

“強み”とは34種の資質の上位5つである。

ストレングスファインダーで見つけることができる強みは、次の34種類から見つけられます。

アレンジ/運命思考/回復志向/学習欲/活発性/共感性/競争性/規律性/原点思考/公平性/個別化/コミュニケーション/最上志向/自我/自己確信/社交性/収集心/指令性/慎重さ/信念/親密性/成長促進/責任感/戦略性/達成欲/着想/調和性/適応性/内省/分析思考/包含/ポジティブ/未来志向/目標志向

この34種類の中で上位5つに当てはまるものがその人の強みになります。実際には34の資質の全てが強み順で現れますが、その全てを見るのと上位5つだけを見るのでは料金が違います。本に付いてくるコードでは上位5つだけを見ることができます。

活用1:自分を理解し活かすことができるようになる。

私が実際にオンラインテストを受けている時に思ったことは、この質問や回答で一体何が判るんだろうか、、と思いました。もっと言ってしまうと、これで自分の強みや資質が判ると言われても今一つ信用できないと感じました。

そして、実際に私の強みが出てくると上から順にこのような結果でした。・回復志向・慎重さ・信念・分析思考・アレンジ。

自分としては当たってるなと思いました。占いじゃないので当たるとか当たらないとかじゃないのですが、はやり最初は半信半疑だったので、まずは確認したくなるものです。

強みとして現れた資質にはそれぞれ解説が付いてきます。もちろん本を買うと全ての資質に対しての説明が書かれていますが、またそれとは違った内容で書かれています。それを読んでいくとさらに当たってるなぁと思いました。

私がストレングスファインダーが当たっていると思ったポイントの例

例えば回復志向というのは、マイナスをゼロにしたくなる考えということです。学校の成績なら、悪い成績の科目が無くなるよう全部平均的に努力するタイプです。
それに対し最上志向は 回復志向と対極にあり、 得意な科目をさらに伸ばして1番になろう、という感じの資質です。
私は回復志向が1番です。実際に自分のことを考えてみると、何でもまんべんなくできるようになりたいと思って色々勉強するけどどれも中途半端であるという特性に当てはまっていました。
どちらが良いというわけではなく、あくまで資質であり強みですから、これをどう活かすかというのがストレングスファインダーの肝です。つまり、エラーやミスをしてはいけない仕事や不具合を直すような仕事にはこの回復志向という資質は向いているということになります。

これはあくまで一部ですが、このような感じで自分の強みや資質を客観的に分析して、どのように活かすべきかを考えることができます。

活用2:他者を理解できるようになるために、より大人数で、より身近な人同士でやる方が効果的である。

今回、ストレングスファインダーを社員全員で行いました。総勢すると500人ぐらいですが、実際に日常的に仕事をしたり、人となりが判る人は50人ぐらいです。この状況でテストを行うとこのようなことが判りました。(もちろんテストの結果を共有しています。)

  • 他者の性格や考え、得意不得意を客観的に理解できるようになる。
  • 上手くコミュニケーションを取るためのきっかけになる。
  • 効率の良い仕事の分配ができるようになる。

自分一人でストレングスファインダーのテストをやるのも十分に効果的ですが、身近な他者の結果を知ることによってさらに多くのことが判ります。

他者の性格や考え、得意不得意を客観的に理解できるようになる。

世の中には自分とは違う考え方や性格の人がいます。これって当然のことですが中々理解できないときもあります。
例えば、活発性という資質を強みに持っている人は、すぐに行動に移したくなる考えのようです。これが明確に判っていれば、「なんでもっと慎重にやらないのか」とか「もっと考えないのか」という疑問は無くなり、自分とは違った考えを持っている人なんだと理解できるようになります。長い付き合いの人であればだんだん理解できてくるようなことが、この資質によってある程度すぐに理解できます。

上手くコミュニケーションを取るためのきっかけになる。

例えば調和性という強みのある人は、平和を好み、他人同士を結び付けようとするようです。このような人に、尖った意見や一部の人だけで固まった話は受け入れづらいかもしれません。これが理解できていれば、ミーティングの場などで、皆の合意を得て進める話し方をすることで上手くいくようになります。

効率の良い仕事の分配ができるようになる。

例えば、達成欲の強みを持っている人は、仕事を完了させるのが好きで、達成したことに満足感を感じます。
そのため、短いスパンで完了していくような仕事が向いているかもしれません。
他にも、社交性という強みのある人は、新しい人に出会い、その人からの評価を得ることを楽しみます。
そのため、接客など人と接する仕事が向いているかもしれません。
このように管理者や経営者にとって仕事の分配をする時に非常に役立ちます。

自己分析と他己分析を同時にできる。

ストレングスファインダーの利点をまとめると「自分と他人を客観的に理解し、その強みの活かし方を学ぶことができる」ことだと思います。

本のタイトルに「さぁ才能に目覚めよう」とあります。才能っていうと、音楽の才能とか絵の才能とか、そんなイメージが強くありますが、この34の資質は全ての人に在り、どれが上位にあるかという意味での才能です。
こう考えると、才能は誰にでもあり、それを活かすことができるというのが解ります。

ストレングスファインダーの結果に引っ張られすぎないようにしよう。

ストレングスファインダーに夢中になりすぎると、その結果を信じすぎて私はこういう人間だからと決めつけるようになってしまいます。人のことも決めつけて考えてしまいそうですね。
非常に役に立つ心理分析ではありますが、今後の生き方で結果は変化するもののようです。資質の順位が入れ替わるということですね。大幅に入れ替わることは無いという話もありますが、あくまで一つの指標として考えることをお勧めします。自分の限界を決めつけてしまいそうですしね。

本はこちらで購入できます。

先ほど紹介したテストコード付きの本「さぁ才能に目覚めよう」はこちらから購入できます。

この本についているコードでは上位5つの資質までが見れますが、もしその他の34全ての資質が気になった場合、あとから追加料金で確認することができます。

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