仕事に使うモニターの選び方とおすすめ製品をご紹介します。
在宅ワークが増えてパソコンやモニターなどの仕事道具を自分で選ぶシーンが増えています。
今まで会社から支給されたものを使い、道具に対して興味が無かった方は特に迷ってしまうかと思います。
5つのモニター選びの基準と解説
まずはモニターを選ぶ基準を5つご紹介します。
モニターには色々な機能や性能がありその全てを比較していくと選ぶのが大変です。
あくまで仕事や在宅ワークに使う目的で考えていきます。
※もしゲームや映像に特化した高性能なモニターも検討したい場合は、こちらの記事にてご紹介しています。
- サイズと解像度+台数
- グレアかノングレア
- メーカーとシリーズ
- パネルの種類と視野角
- 接続方法とスピーカー
サイズと解像度+台数
サイズは実際の物理的な大きさ、解像度は液晶のドットの数です。
サイズが大きい方が大画面で、解像度が高い方が高精細な表示になります。
サイズは22インチ~30インチ程度、解像度はフルHD(1920×1080)か4K(3840×2160)が一般的です。
モニターのサイズは仕事の効率にとても大きく影響します。
キッチンで料理をする場合で例えるなら、
まな板のサイズが小さいのと大きいのとでは使いやすさや効率が違います。
コンロが1つだけの場合と、3つの場合では全く作業効率が違いますよね。
同じようにモニターが大きかったり、あるいはデュアルモニターで2台設置してあれば、
同時に見れる情報の量が増え、ウィンドウの切り替えなどの手間が無くなり効率が格段に上がります。
パネルの種類と視野角
モニターのパネルは3種類あります。
IPSパネル・TNパネル・VAパネル
このパネルは視野角の広さに影響します。
視野角が狭いとモニターを真正面から見た場合と、少し斜めから見た場合とで色が変わってしまいます。
3種類のパネルの中でIPSパネルが最も視野角が広く、どの角度から見ても色が変わらないのでIPSパネルを使用したモニターがおすすめです。
グレアかノングレア
モニターにはグレアとノングレアの2種類があります。
グレアはツルツルとして光沢のある画面で、ノングレアはマットな光沢が無い画面です。
一見するとグレアは光沢があり鮮やかに見えますが、光の反射が多く目が疲れやすいと言われています。
仕事用なら長時間の使用が多いでしょうから、ノングレアのモニターがおすすめです。
メーカーとシリーズ
モニターの主要なメーカーをリストアップします。
メーカーのごとにモニターのシリーズがあり、「一般用」「ゲーム用」「モバイル用」などがあります。
仕事用であれば一般用のシリーズが良いでしょう。
- EIZO FlexScan(ビジネスモニター)シリーズ
- ASUS Buisinessシリーズ
- BenQ Buisinessシリーズ
- DELL Pシリーズ
- LG PCモニター
接続方法とスピーカー
接続方法は、HDMI か DisplayPortが主流ですがモバイルならUSB Type-C、古いものならDVIといった場合があります。
それぞれ変換アダプターなどがありますが、接続するPCと対応しているか購入前に確認すると安心です。
また、ほとんどのモニターにはスピーカーが内蔵していて、HDMI か DisplayPortなら映像と音声を1つの端子で出力できますが、DVIは映像のみなので別途音声用にステレオジャックで接続する必要があります。
その他のチェックポイント
細かいところでは、モニターの高さ調節や角度調節がどのくらいできるかも気にしておくと良いでしょう。
あとは、ベゼル(画面のフチ)が細い方がスタイリッシュに見え、複数台並べたときも画面が途切れづらいです。
よくデスクから離れる人はオートスリープ機能なども気にしておきましょう。
具体的におすすめのモニター
ここからは実際の製品を見ていきましょう。
サイズなどの性能別にご紹介していきます。