ネットショップの作り方【販売サイトを始めよう】

ネットショップの作り方を解説していきます。

この記事では「ネットショップ」と呼びますが、「ECサイト」「販売サイト」なども同じ意味になります。

ネットショップには様々な種類があり、それぞれ作り方やサービス内容が違ってきます。

まずはその種類や違いを大まかに理解し、自分の商品やショップの規模などから適した方法を見つけることから始めると良いでしょう。

ネットショップの大まかな分類

まずはどんなネットショップがあるのか、その種類を把握しましょう。

図:ネットショップの種類の分布図(一例です)

まずはモール型とショッピングカート型の2種類に分類できます。

その中でも、総合系の大規模モール / ジャンルが限定的モール / 本格的な有料のショッピングカート / 無料の簡単なショッピングカート の4つに分類してみます。

■モール型

モール型は1つのネットショップの中に色々なショップが入っているタイプです。
Amazonや楽天が総合系の大規模モールに該当します。
BOOTH'(ブース)やminne(ミンネ)のようなサービスがジャンルを限定したモールと言えます。
独自のネットショップを持つというよりは、あくまで出店という形にはなりますが、すでに人(アクセス)が集まっている所に出店することになるので、集客性に優れているところが大きなメリットになります。

■ショッピングカート型

ショッピングカート型は、ショップごとに独自のサイトがあるタイプです。
いわゆる「ネットショップを作る」と言ったらこちらの方がイメージが強いかもしれません。

メリットは、ショップごとの個性やブランド性を表現しやすいところですが、集客はそれぞれの努力次第になってきます。
ただし、サービスによっては独自のモール的な機能があるものもあります。BASE(ベイス)はそれにあたり、モールへの出店と独自ネットショップの両立ができると言えます。

これを作れるサービスにも色々な種類があり、機能や特徴が違ってきます。

まずは「モールに出店」するか「独自のネットショップを作る」かどちらが良いかを決めると良いでしょう。

ショッピングカートサービスで独自のネットショップを作る流れ

どのネットショップサービスも大まかな流れは同じですが、必要となる情報や設定の複雑さが違ってきます。

■大まかな流れは次のような流れです。
サービスに登録 ➡ ショップ情報入力 ➡ サイトデザイン設定 ➡ 商品登録

■例としてBASE(ベイス)の具体的な流れを見ていきましょう。

①メールアドレスでBASEに登録
②認証メールから本認証をする
③運営に関する情報の設定
④決済方法の設定
⑤ショップ情報の設定
⑥サイトデザインの設定
⑦商品登録
⑧振込申請(商品が売れたら)

入力内容やデザインにこだわらなければ数十分で販売開始できるくらい簡単です。

BASE 公式サイト

■用意しておくべき必要情報は以下のものがあります

  • 基本的な個人情報(氏名・住所・電話番号など) / 法人の場合は法人情報
  • ショップ情報(名前・ジャンル・説明)
  • 売上の振込先口座
  • 販売の仕様(送料・消費税設定・決済方法)

※サービスによって違ってきます。

■ショッピングカートサービス一覧

ネットモールに出店する流れ

Amazonや楽天などの大型モールに出店・出品する際には審査がある場合もあります。

個人よりは企業や小売店が登録している場合がほとんどです。

出店方法はそれぞれのサービスの説明ページにありますので、以下のリンクをご参照ください。

大型のモール以外にも、誰でも出店できる色々なネット販売モールがあります。BOOTHやminneのような販売サイトであれば簡単に登録できます。

BOOTH
minne
Creema
iichi
tetote

まとめ

「ネットショップを作る」ということだけなら、無料のショッピングカートサービスで小一時間で作ることができ、販売も開始できると思います。

しかし、「集客」「ブランド性」「ちゃんと売れる状態」を作るためにはもっと時間が必要になってきます。

ブランド性やロゴデザインなどが元々あればスムーズですが、それが無ければさらに時間がかかると思いますが、WEBサイトはアップデートしていくのが当たり前ですから、販売開始してから日々更新していくのも良いと思います。

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